本
『LOVE理論』を読んでみて、笑いながら失恋を乗り越えられた話

新卒の頃、長く付き合っていた恋人と別れてから、しばらく何をしても上手くいかない時期があった。
そんな時、大学時代の友人が「読んでみなよ」と渡してきたのが『LOVE理論』だった。今から6年ほど前のことになる。正直、タイトルを見た瞬間は「恋愛マニュアル本か」と身構えたし、こういう本を人から勧められること自体、少し気恥ずかしい気持ちもあった。
ところが読み始めてすぐ、その身構えは的外れだったと分かった。真剣な悩みを抱えている時に、こんなに笑わされるとは思っていなかった。

LOVE理論
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最初の印象は「こんなに笑える本だとは思わなかった」
恋愛マニュアル本と聞くと、テクニックを淡々と並べた無機質な内容を想像していた。ところが実際は、著者の「恋愛体育教師」というキャラクターを通して、随所にコントのようなユーモアが仕込まれている。
しんどい時期に読む本として、これがかえって良かった。深刻になりすぎず、笑いながらページをめくれる。真面目な自己啓発書だったら、当時の自分は途中で読むのをやめていたと思う。

ミケさん
理論のネーミングセンスに笑わされ続ける
一番印象に残っているのは、一つ一つの理論に付けられた名前のセンスだ。女性が本当に求めている優しさを解説した「うわっつらKINDNESS理論」、出会いを増やすための考え方をまとめた「日本代表理論」など、真面目な内容にふざけた名前が付いていて、読んでいる最中に何度も声を出して笑った。
ただの笑い話で終わらないのがこの本の面白いところで、それぞれの理論の裏には「なぜ女性はそう感じるのか」という心理の説明がちゃんとある。ふざけたネーミングのおかげで身構えずに読めるのに、内容自体は妙に納得させられる、というバランスが独特だった。
当時の自分にとっては、テクニックそのものより「恋愛で失敗しても、こんなふうに笑い飛ばして考えていいんだ」と思えたことの方が大きかった。深刻になりすぎていた気持ちが、少し軽くなった。

トラさん
気になるのは「発刊から時間が経っている」という声があること
ここまでは良いことばかり書いてきたが、正直に書いておきたいことがある。本書(新装版)の発刊は2013年で、すでに10年以上が経過している。
他の読者レビューやブログの感想を調べてみると、「時事ネタの賞味期限が切れている」と指摘する声や、下ネタを含む理論について「女性が読んだら怒られそうな、際どい論理展開もある」と評する声が、複数の独立したソースで見つかった。実践のハードルについても「気持ち悪いと感じる理論もいくつかある」という意見があり、この点は読み手を選ぶ部分だと思う。
自分が読んだ感触としては、テクニック集として一字一句そのまま実践するというより、「笑いながら恋愛について考え直すきっかけをくれる本」として読むのが合っていると感じている。

ミケさん
まとめ
良かった点
- 1コントのようなユーモアが随所にあり、しんどい時期でも笑いながら読める
- 2理論のネーミングセンスが独特で、笑わされながらも妙に納得させられる
- 3テクニックだけでなく、恋愛について気楽に考え直すきっかけをくれる
気になった点
- 1新装版の発刊から10年以上経っており、時事ネタが古く感じられる部分がある
- 2下ネタを含む理論もあり、際どい・実践しづらいと感じる人もいる(評価は分かれる)

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