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Logicool MX MASTER 3を1年使ってみて

2026-09-04

仕事道具の中で、地味だけど毎日触っているものといえばマウスだ。

今回マウスを選ぶ上で、譲れない条件がひとつあった。

今回のマウス選びの条件

  • プライベート用と会社支給、2台のMacをシームレスに切り替えられること

ミケさん

いちいちbluetoothを接続し直すのは絶対にしたくないな。

自分は完全にMac派なので、本当はApple純正のMagic Trackpadを使いたかった。ただ、Apple Storeの店員に聞いたところ、Magic Trackpadは複数デバイスの同時ペアリングに対応しておらず、Macを切り替えるにはその都度Bluetoothを接続し直す必要があるとのことだった。これでは条件を満たせないので、今回は候補から外すことになった。

Logicool MX MASTER 3を使い始めて、もうすぐ1年になる。

正直、Apple製品以外のデバイスに乗り換えることに抵抗がなくもなかった。けれど使ってみると、手のひらへの収まり方、スクロールホイールの感触、ボタンの配置まで、細部の作り込みが全然違うことに気づかされた。

Logicool MX MASTER 3

¥9,000〜10,000前後(2026年時点、後継機の登場で値下がり傾向)

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使い始めは「重い」「大きい」と感じた

届いてすぐの印象は、正直「思ったより大きくて重い」だった。それまでコンパクトなマウスを使っていたので、最初の数日は違和感があった。

これは自分だけの感想ではなく、他のユーザーのレビューを見ても同じことを言っている人が多い。ただ、使っているうちに気にならなくなるし、むしろこの重さが安定感につながっていると今は感じている。1週間もすれば手に馴染んで、逆に軽いマウスの方が頼りなく感じるようになった。

一番の武器はMagSpeedスクロールホイール

一番気に入っているのは、無段階で回るスクロールホイール(MagSpeed)だ。長いページを一気にスクロールしたい時は勢いよく回してフリーホイール状態にできるし、細かく資料を見たい時は普通のクリック感のあるスクロールに切り替わる。この切り替えが自動でヌルッと行われるので、意識せずに使えている。

センサー(ダークフィールド、4000dpi)も評判通りで、ガラス天板の上でもカーソルが飛んだり迷ったりすることがない。マウスパッドを選ばずに使えるのはありがたい。

トラさん

触ってて気持ちいいやつだね。

Logicool Optionsでボタンをカスタマイズできる

サムボタンやジェスチャーボタンは、専用ソフト「Logicool Options+」でアプリごとに機能を割り当てられる。コピペやページ送り、拡大縮小などを割り当てておくと、地味に作業が速くなる。

ただしジェスチャーボタン(親指の下にある小さいボタン)は正直押しにくく、自分は「今のアプリ一覧を出す」くらいのシンプルな使い方に落ち着いた。ここは他のレビューでも同じような声が多い。

冒頭で書いた通り、プライベート用と会社支給の2台のMacをシームレスに切り替えられることが今回の条件だったが、MX MASTER 3はボタン一つで一瞬で行き来できる。FLOW機能を使えば2台間でファイルやテキストをドラッグ&ドロップで移動できるのも地味に助かっている。バッテリーはUSB-Cの急速充電に対応していて、公称では最大70日持つとのことだが、体感でもかなり充電の頻度は少ない。

気になるのは「ラバー部分の経年劣化」

ここまでは良いことばかり書いてきたが、正直に書いておきたいことがある。MX MASTER 3のラバー(シリコン)コーティング部分は、使い続けると加水分解(劣化してベタつく現象)を起こすことがある、という話だ。

これは自分だけの体感ではなく、Amazonのカスタマーレビューや他の長期使用レビュー・掲示板でも繰り返し報告されている、この製品(というよりMXシリーズ全体)の弱点のようだ。だいたい2〜3年ほど毎日使い続けると症状が出始めるという声が多く、無水エタノールで拭く、グリップテープを貼るといった対策をしている人もいるらしい。

自分のマウスはまだ1年なので今のところべたつきは出ていないが、いずれ来るものとして心構えはしておいた方が良さそうだ。ちなみに後継モデルのMX MASTER 4では、この点を踏まえてか再生プラスチック素材に変更されているとのこと。

ミケさん

地味に切ないポイントだね。

まとめ

良かった点

  • 1MagSpeedスクロールで長いページの移動が速い
  • 2ダークフィールドセンサーでガラスの上でも正確に動く
  • 3USB-C急速充電でバッテリーも数週間単位で持つ
  • 4Logicool Optionsでボタンを自由にカスタマイズできる

気になった点

  • 1届いた直後は重さ・大きさに慣れが必要
  • 2ジェスチャーボタンは押しにくく出番が少ない
  • 32〜3年使うとラバー部分がベタつく可能性がある(既知の弱点)

Logicool MX MASTER 3

¥9,000〜10,000前後(2026年時点、後継機の登場で値下がり傾向)

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